スケジュール

  • ▷Eスクレポート提出期限
      6月10日(月)まで
       あと 

    ▷Eスクーリング
    4月15日(金)〜6月10日(金)

    ▷第II回科目試験
    7月2日(土)〜3日(日)

    ▷夏期スクーリング I期
    8月5日(金)〜10日(水)

    ▷夏期スクーリング II期
    8月12日(金)〜17日(水)

    ▷夏期スクーリング III期
    8月19日(金)〜24日(水)

文献リスト

修得単位

  • [総修得単位数]
     項  目   修得単位数  
    総合教育科目 Bronze Crown 48/48
    専門教育科目 59/68
    修得単位合計 107/116
    (内スクーリング 34/42迄)


  • [専門教育科目]
    科  目 年度  単位 
    –第1類
    論理学(L)   '13 2
    科学哲学   '13 4
    社会学史II   '13 2
    社会学史I   '14 2
    都市社会学(L)  '14 2
    哲学史SS  '14 2
    倫理学(専門)SS  '14 2
    美学ES  '14 2
    総合講座ES   '14 2
    倫理学 '14 2
    西洋哲学史I '14 4
    現代倫理学の諸問題 '15 4
    近代日本と福澤諭吉 '15 2
    哲学史SS '15 2
    西洋哲学史II '15 3

    必修科目合計 Silver Crown 37/28 

    –第2類
    西洋史概説 I   '12 2
    西洋史概説-E '13 2
    史学概論 '13 2
    西洋史概説 II   '14 2
    オリエント考古学   '14 2
    西洋史特殊I   '14 2

    –第3類
    ロシア文学   '14 2
    英語学-E '14 2
    ドイツ語学文学SS  '14 2
    近代ドイツ演劇 '15 2
    ドイツ語学文学SS  '15 2

    選択科目合計 22   

    専門科目合計 59/68 
    (内スクーリング 20/28迄)


  • [総合教育科目]
    科  目 年度   単位 
    –人文科学分野
    歴史(西洋史) '12 2
    歴史(東洋史)SS '12 2
    論理学(A) '13 4
    哲学ES '13 2
    近代思想史ES '15 2

    –社会科学分野
    社会科学概論SS '12 2
    社会学(A) '13 4

    –自然科学分野
    自然科学概論-E '13 2
    自然科学特論A-ES '15 2

    認定単位 18

    3分野科目合計 Bronze Crown 40/40 

    –英語
    英語I '12 2
    英語II '12 2
    英語VII '12 2
    英語R SS '13 1
    英語W SS '13 1

    必修外国語合計 Bronze Crown 8/8 

    総合科目合計 Bronze Crown 48/48 
    (内スクーリング 14/14迄)

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2013年10月

2013-10-23

神と人と物の論理

夜スクも今回で5講目。Y先生の講義は残りあと1回ということもあり、佳境に入ってきた感じです。受講前は哲学の講義って偉大な哲学者の思想を学ぶものだと思っていたのですが、全く違っていました。

Y先生の講義は哲学的に思考するとはどういうことか、ということに焦点があてられていて、「哲学的思考=理性的・論理的推論=演繹的推論」ですから、もうこれは論理学の講義と言ってもいいくらいです。論理記号こそ使いませんが、論理学の各理論はそれぞれ持ち場があり、どの場面でどの理論を用いて推論するべきかという、論理学の実践編のような内容です。

そして論理学(A)と(L)で学んだ神の論理と言われる古典論理(真理関数理論と量化理論)は、哲学で扱う論理のうちのほんの一部で、その他に人の論理と言われる「直観主義的論理」、物の論理である「量子論理」、そして慶應の『論理学』のテキストの執筆者でもある大出晁先生が研究された「基礎論理」の4論理があることを学びました。

Minami-kosha

排中律を認めていることが前提で、P∧(R∨S)≡(P∧R)∨(P∧S)というような分配法則が成立するのが古典論理。排中律を認めないのが直観主義論理、そして、奇妙な振る舞いをする輩がいて、分配法則が成立しないのが量子論理、最後に排中律と分配法則の両方を排したものが基礎論理であるということだけは理解できましたcoldsweats01

そういえば、『論理学をつくる』の著者である戸田山氏が、論理学は古典論理以降が面白いんだっておっしゃっていましたっけ。でも排中律を認めないとなると、それだけ選択肢が増えるわけだから、計算の手間が増えすぎてお手上げって感じだし、量子論理に至ってはMIT白熱教室のルーウィン教授の講義「神はサイコロを振らないのか? ~量子力学と不確定性原理」を見たけれど、とても理解できるもシロモノではなかったですsweat01

人間の世界で成り立つ分配法則がミクロの世界ではなぜ成立しないのか。この点だけでもいつか理解できたらいいな〜と思った夜スク第5夜でありましたconfident しかるにこの講義、論理学を全くやっていないと、排中律の概念を理解するだけでも大変なので、かなりしんどいと思ふ。だから『テキスト履修要綱』の哲学専攻の頁で、論理学の履修順序について、一言記載があるんですね。哲学の前に論理学、これ鉄則かもsign05

2013-10-21

2013年度 第III回科目試験終了

両日とも生憎の雨でしたが、今年度3回目の試験も無事受験することができました。

1日目は「西洋史概説II」。この科目は覚えることが満載でとても覚えきれず、仕方なく試験直前はフランス革命前までに焦点をあてて読み込みをしたワタクシ。というのもこの科目は2問中1問選択方式なので、フランス革命前から1問、革命以降から1問出題されるだろうと予想したのです。しかし、こういう姑息なことをしてはいけませんね。出題されたのは「ウィーン体制」と「第一次世界大戦」で、どちらもフランス革命後でした(涙)

ペン書きのプレッシャーと予想がはずれたことに動揺しつつも前者を選択。「確か理念はヨーロッパの勢力均衡保持となんとか主義だったよなー、何主義だったっけ?そんなに難しい言葉じゃなかったけど、あれぇ〜 思い出せない、なんだったっけーsweat01」ってな感じで、キーワードがいつまでたっても出てこず、そこで頭が真っ白にcoldsweats01 内部崩壊の理由も正確に思い出せずに、結局用紙の半分くらいしか書けませんでした(涙)

テキストを見直すと、間違ったことは書いてなかったけど、書かなきゃいけないことの半分しか書けてなかったので、Dの可能性大sweat02 結局最後まで思い出せなかった「正統主義」というキーワードを目にしたら、内部崩壊の理由も思い出せたのですが、今さらジローですsad

この科目はレポも不合格を頂いたことだし、引き続き1月まで腰をすえてじっくりお勉強しますです。はい。もっと記憶の定着のトコロに工夫をこらして、そこに時間をかけないといけないということが身にしみました。

一方、2日目の「論理学(L)」は真理関数からの出題だったので超ラッキー問題でしたhappy01  懸念していた自然数がどうとか、有理数がどうとかいう数学的な問題じゃなかったので、ほっ。「論理学(A)」のときと同じく、真理表を作成すればあっという間に解けちゃう問題で、20分後教室を後にしました。この日は寒くて、お手洗いに行きたくなっちゃってcoldsweats01

こんな感じの出来でしたが、今は終った開放感に浸りつつ、どのテキストから手をつけようかなぁ〜と次の履修計画を考えている至福のときnotes  あっ、その前に、夜クス「哲学」の宿題が出てたんだ。明日までにやんなきゃpencil

2013-10-17

「論理学(L)」レポート返却

15頁にもなってしまった論理学(L)のレポートが戻ってきました。このレポの提出期限は夏休み最終日の翌日だったのですが、夏スクで夏休み後半は家族と遊びに行けなかったという負い目もありcoldsweats01 最後日は子どもと遊びに行くべく前倒しして、バタバタで仕上げたレポでした。そんなわけなので不合格前提で、ドキドキすることもなく開封したのですが、見覚えのあるか細い字で合格shineと書かれていて、思わず何度も見直してしまいましたeye

細やかな改善点は見受けられましたが、最も重要なポイントは理解され、大変良く書けていました。また課題に対して必要なポイントも押さえられていましたので、合格といたします。

とコメントを頂きました。いつものように本文に目を通すと、所々に下線とアドバイスがあり、その中で文中の論理式と真理表の論理式が対応していないという指摘がありましたsweat01 文中の論理式に¬をつけ忘れたという、またまたとほほなケアレスミスをやらかしていたワタクシsmile

しかし突貫工事で仕上げたレポだったにもかかわらず、論理学(A)のレポに比べると、本文に書かれてあるコメントが格段に少なく、改善点の指摘も思ったほど多くなかったので、論理学(A)で学んだことが論理学(L)に活かされたこと、類似する科目を続けて履修すると理解が深まることを実感しましたhappy01

ちょっと残念だったのは、課題の補足説明や作成上の注意点がまとめられた資料が添付されていなかったこと。レポ返却時にそういうものが入手できると、みなさんのブログを拝見して知っていたので、楽しみにしていたワタクシ。合格でもそれ、ほしかったな〜と思うのは厚かましいかしらsign02

でも励みになったこともありましたnotes 実は論理学(A)のレポートを採点して下さった先生は、初回レポと再レポで異なっていたのですが、今回のレポの採点者は論理学(A)の初回レポを採点された先生でした。つまり論理学(A)のときに不合格だと申し渡された先生から、論理学(L)は合格だよと言われたことになります。これって実際体験してみるとかなり嬉しいもんですconfident

先生が私の論理学(A)のレポートのことを覚えていて、「この人、少しづつだけど論理学のこと分かってきてるな。まっ、私の指導の賜物ですな」なんてことを思ってくれてたらいいな〜notes と想像したのですが、現実は顔も知らない生徒のレポートをたっくさん採点されているわけだから、先生方はそんな昔のレポートのことなんていちいち覚えてないですよね。

ということで日曜日の「論理学(L)」の科目試験、俄然気合いが入ってきました!そこで気分が高揚している間にと、過去問をざざーっと解いてみたのですが、どうしても分からない問題が2、3題あって途方に暮れているワタクシ。「自然数からなる集合には、最大の自然数が有限にあることを証明しなさい」 ?coldsweats01? こういう問題が出たらお手上げですsweat01

2013-10-15

No Man's Landな学問

台風26号接近typhoonで、明日区内の小中学校は一斉休校という緊急連絡メールを受け取ったので、夜スクも休校だろうと思っていたら、なんのその、通常通り実施されるとのことで、大雨の中キャンパスへ向かいましたrain

前回の講義から若い男の先生が担当されているのですが、哲学でよく使われる「概念」「命題」「前提」などの言葉の定義や、ボタンの掛け違いがあってはならない哲学における基本的事項について、再度丁寧に説明がありました。ここでお互いの解釈が違っていたら永遠に平行線なので、この最初の部分をきちんとおさえておきたいとおっしゃっていました。哲学の初学者にとってはとてもありがたいですconfident

その中で「哲学とは何か」という基本中の基本である問いに対して、イギリスの哲学者・論理学者・数学者であるバートランド・ラッセル氏が、『西洋哲学史』の中で述べている答えが紹介されました。興味深かったのでここでも紹介します。

哲学は科学と神学の中間である "無人地帯 = No Man’s Land" に位置する学問である。なぜなら、明確な答えが出せない問いに答えようとする営みは神学と類似しており、一方、伝統的な権威や啓示によらず、理性的な思弁によってのみ答えを出そうとする営みは科学と類似しているからである。

ちなみに「理性的な思弁」をズバリ一言で表わすと「演繹的推論」だそうで、これ論理学(A) & (L)でたっくさ〜んやりましたpencil 実は論理学を学んでいるとき、どうしてこの学問が哲学と密接な関係あるのか不思議に思っていたのですが、だんだん繋がってきた感じhappy01

休憩後は紀元前から脈々と問い続けられている哲学の問題について。代表的な問いを30題ほど挙げて下さったのですが、その中に「真理とは何か」「正しい推論とは何か」という問いがあり、後者はまんま本年度の論理学(L)のレポート課題。「過去の代表的な哲学の問題に取り組んでいるなんて、もしかしてスゴイことしてる?私たちshine」と思った一瞬でした(笑)

しかしその他の問いは、例えば「運動とは何か」とか「生命はいかにして誕生したか」とか「時間や空間とは何か」などで、とどのつまり、宇宙・生命・意識・心・身体・運動・時間・空間・無限などの概念に集約され、「どう考えても数学や物理、生物の知識がいるよね〜」という感じがありありcoldsweats01 ゼノンのパラドックスもちょこっとだけ出てきましたが、これからついていけるのかちょっと心配なワタクシなのでしたsweat01

2013-10-10

2013夏スク 結果

恒例の「白x水色」の封筒に入った、夏スクの成績通知書が我が家にも届きました。なんだかもう遠い昔のできごとのようですが、それでもドキドキしつつ開封するとmailhairsalon

      英語(リーディング)    1単位  A
      英語(ライティング)    1単位  A

両科目とも合格shine 2単位ゲットですnotes そう英語のスクは各1単位なので、2012夏スクの修得単位は2単位のみ。英語R&W、各2単位が妥当だと思ってる人は、私だけではないはず(笑) でもこれで、必修外国語の卒業所用単位(8単位)を充足しました!まずは第一関門突破にカンパイですbar

ただこうなると、今更言ってもしょうがないのですが、「英語VII」の成績が悔やまれます(涙) ペン書きだったのが結構プレッシャーだったのかなぁなんて思ってたら、なんと今度受験する「西洋史概説II」もペン書き必須と書いてあるではないですか!かな〜り、いやな予感・・・happy02

2013-10-09

理性と直感が教えてくれるもの

夜スク「哲学」第3回目の講義は、存在論・認識論・価値論について。これらは突き詰めるとすべて問いなのですが、「哲学とはそれらの問いに対して、概念による論理的推論という手法で答えようとする営みである」というのが本日のポイントだったのですが、事前に「論理学(L)」を履修しておいてよかったconfident と思った瞬間が何度もありました。

目から鱗だったのは、「事実と価値の二分法」という概念で、「当為や意見など価値判断が含まれる命題には、正解はない」という説明があったとき。例えば、「成功率20%の脳腫瘍の手術を受けるべきか、受けざるべきか」という問題と、「この目玉焼きに醤油をかけて食べるべきか、ソースをかけて食べるべきか」という問題は、哲学的次元でいえば同じレベルで、どちらも決して正解の得られない命題だということに、ちょっと衝撃を受けました。

つまり、どんなに崇高な価値判断も絶対に正しいと言うことはできず、論理学でいうところの、真(true) or 偽(false) を導き出すことは不可能だという絶対的事実があり、そして、それが可能なのは「事実」を述べている命題のみということになります。

Tokyo Tower at night

でもよく考えると、それは当たり前のことかもしれないなぁと。価値判断はいつの時代も相対的なもの。だからこそ我々は選択という手段を持っているわけで、自分の意志で何も選択できな人生なんて、もはや自分の人生ではないはず。

少し前にNHKのコロンビア白熱教室で、アイエンガー教授の「人生における正しい選択とは」という講義が放映されていたのですが、教授の数々の研究データから分かったことは、客観的な数字やデータを優先して将来の選択をした人たちよりも、直感やフィーリングを大切にして人生の選択を行なった人たちの方が、幸福感を得ているということでした。

しかしながら、今回の講義では「哲学は瞑想や直感、感覚などによって答えを出すのではなく、概念による論理的な推論という理性的な手法によって、Yes or Noを導き出す営みである」と教えて頂いたわけで、これって真っ向から対立、ガチンコしてるannoy

哲学的な問いに答える場合と、人生の選択に対する問いに答える場合とでは、相反する手法でもって答えることがベストなんだとすれば、これってちょっと面白いなと思った哲学講義第三夜なのでしたnight

2013-10-05

メルアド登録@メディアセンター

先日の夜スクの講義前にメディアセンターへ立ち寄り、学友に教えてもらった、新しく導入されたバーコード方式の入館ゲートを試してみました。学生証の方向を確認しなくていいので、こっちの方がラクhappy01 でも残念ながらワタクシの時も "フラワーロック"は出てきてくれませんでした(残念)。思うに、入館100万番目様とかじゃないと、登場して頂けないのでしょうcute

さて、入手したかった参考文献は貸出し中で、返却日がかなり先だったこともあり、予約手続きを済ませたところ、「メール登録もされますか?」という申し出を頂いたので、もちろんその場でメルアド登録の手続きも済ませてきました。

区立図書館では予約した本が指定図書館に準備され次第、メール連絡が入るサービスがあるのでとても便利なのですが、慶應では卒論登録が済んでいないとメール通知サービスも受けられないと思っていただけに、とてもありがたいですhappy01

係の方から「アドレスはこれで間違いないですか?」と確認を促されたので、PC画面を覗き込むと、そこにはkcc-channelに表示される学籍情報が映し出されていました。メディアセンターで私の学籍番号が入力されると、こういうものが出てくるというのは、考えれば当たり前のことなんだけど、なぜか新鮮な衝撃で「あぁ、私はここの学生なんだな〜」と思った一瞬でありました。

「2013.10 科目試験受験受付票」も届き、kcc-channelから申し込んだ 2科目がちゃんと許可されていたので、なんとかこの「学生な気分」を試験日まで持続させたいものです。

      10月19日(土)   E群   西洋史概説II
      10月20日(日)   C群   論理学(L)

これを見て「そういえばレポートがまだ戻ってきてないけど、そろそろ論理学(L)のお勉強にも着手しないと・・・。」と思ったのは言うまでもありませんsweat01

2013-10-02

『パンセ』に心が震えた夜

夜スク「哲学」第2回はM教授の講義でした。今回も「105分ってこんなに短かかったっけ?」という感じで、あっというまに終了。終了後も相次ぐ質問に 「あともう1時間講義しますか?」なんておっしゃりながら丁寧に答えて下さり、ふと気がつくと8時半過ぎ。残念ながら私はここで退出。

「ボクが話すことは試験には出ないので、気持を楽にして聴いて下さい。試験のために今日の内容を復習するのは時間の無駄ですから。でも長い目でみれば、何かいいことがあるかもしれません」というような、なんともユニークな言葉から始まった講義。

まず「存在論的秩序」という概念の説明から。プラトンのイデア論・想起説とアリストテレスの形相と質量論、両論の考え方の違いに触れながら、ギリシア哲学から中世哲学までの根底にあるものをざっくりと概観。ここで日本も影響を受けた朱子学も、この「存在の秩序」を肯定しているのだと −「士農工商」という身分制度を例に− 教えて頂き目から鱗。この今ひとつピンとこなかった「存在論的秩序」というもののピントが少し合ってきた感じです。

そしてカントが自らの哲学を「コペルニクス的転回」と評した通り、哲学史上画期的であった「主観主義的認識論」について、デカルト、カント、パスカルを材料に説明があり、カントの言う「アプリオリ」やデカルトの「我思う 故に 我有り」という言葉の意味が、ようやく理解できた感じ。そして彼の「神の証明」たるものが、どういうものであるかを教えて頂きました。

この「神の証明」。何人かの偉人がやってのけたことは知っていたのですが、正直「一体どうやって、証明すんの?」と、常々思っていたので、「なるほど、こうやるのね」というのが分かって単純に嬉しかったデス。けれど、続いて先生が「屁理屈だと思った人?まぁ、哲学は屁理屈ですからね」と笑って言われたので、ドキッとしたワタクシsmile

最後にパスカルの『パンセ』の有名な一節の紹介がありました。PCに保存していたものが見当たらないというハプニングがあり、「フランス語でなら完璧に覚えてるんだけど、日本語は大丈夫かなぁ」とおっしゃりながら

「人間は自然のうちでもっとも弱い一本の葦にすぎない
しかしそれは考える葦である」

から

「だから我々はよく考えることに努めよう
ここに道徳の原理がある」

までををそらで朗読されたのですが、聴いていて思わず心が震えてしまいました。

哲学も歴史的文脈と無関係ではなく、この1年半で古代から現代までの歴史を一通り学び、社会のあり方の変遷が頭の中に入ったことで、なぜこのような思想が生まれてきたのかが理解できるようになったことと、日常語である「考える」という言葉が持つ本来の意味や、それがいかに大切であるかということが、慶応通信生活を通じてちょこっと分かりかけてきたからなのかもしれません。慶應通信に入学せず、一人『パンセ』を手に取っていたならば、この感動はなかったと思いますconfident

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